House T, Tsukuba

郊外の新興住宅地の一角にある、小さな広場に面する場所に計画された住宅。ファサード面は閉じつつ、南庭に面して大開口をもつリビングとダイニングをスキップフロアでつなぐ計画としている。ある程度のプライバシーを保ちつつも、地域に対して部分的にひらくような平面計画とすることで、開放的で居心地の良い住宅としている。

House K, Zushi

逗子の海岸からほど近い場所にある音楽教室併設の住宅。遮音性を考慮し、音楽室のある1階はコンクリート造、住居部分の2〜3階は木造としている。近くの幹線道路からの騒音を遮断するように水回りなどを配置した壁面は、焼き杉板に耐候性のある塗装を施した個性あるファサードを構成している。

High Barn, Hampshire

ハンプシャーの郊外にある古い納屋を改修した住宅。納屋前の高低差のある庭にダイニングキッチンを新たに埋め込み、オープンテラスと接続して開放的な環境を提供している。新旧の建物とランドスケープを立体的に融合した計画となっている。

House N, Tokyo

東京都内の住宅密集地における建替計画。1階を貸店舗、2階に住居を配置した複合用途の住宅。限られたスペースにおいて最大限の各室面積を確保するため、オープンなリビングを中心に配置し、リビングから各室へ直接アクセスできる計画としている。

Flat M, Urayasu

浦安市の旧江戸川沿いにある築30年近くとなる大規模マンションの一室の改修計画。大型爬虫類のペットと一緒に暮らすため、ガラスによって仕切られた階段状のペットコーナーがリビングと対峙するような計画となっている。

House Ko, Tokyo

都内の3階建て住宅の密集した地域に建てられた音楽スタジオ併設の二世帯住宅。限られたスペースを最大限利用するため、主要道線はエレベーターとし、各階を移動する階段は外階段としてスペースの有効利用を図っている。建物全体を外断熱とすることで遮音性と蓄熱性を両立している。

House K, Hachioji

八王子市郊外の小高い丘の上が敷地となる建替計画。敷地は東に向け緩やかに下りてゆく傾斜地のため、傾斜を生かして2階へ上がる階段の中間階を玄関および水回りとし、上階をリビングダイニング、下階をベッドルームとした空間構成となっている。

House M, Tsukuba

敷地前に広がる公園の景観を最大限取り込めるよう、2階にリビング・ダイニングを配置した3階建て木造高気密・高断熱住宅。外断熱とすることで、リビングの吹き抜け空間の環境を快適なものとし、天井は垂木表し仕上げとすることで、広がりのをもちつつ暖かみのある空間を提供している。